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2008年03月07日

カルシウム 石灰岩

科学的にカルシウムが発見されたのは19世紀初頭と言われています。1808年にイギリスの科学者が石灰からカルシウムを分離する事に成功しました。カルシウムという名前は石灰のラテン語「CALX」から来ています。
という事はまだ200年しか経っていません。しかし古代の生物の身体にも含まれていたはずです。アンモナイトの殻や恐竜の骨にも当然カルシウムはあったわけです。
カルシウムとしての歴史は浅いですが、発見の元になった石灰岩の歴史は古いです。紀元前のピラミッドや数々の遺跡、中国の万里の長城、ローマの建築物にも石灰岩が使われています。白い結晶質石灰岩が大理石と言われているもので、ギリシャ彫刻など様々な美術品も作られています。ちなみに中国の大理という地方から多く産出されたので大理石という名前になりました。
元々石灰岩とは太古の昔の貝や珊瑚が堆積して出来たもので主成分は炭酸カルシウムです。日本を始めとしてアルプス、ヒマラヤ、中国各地で見る事が出来ます。あの有名なアイガー北壁も石灰岩です。
炭酸カルシウムは雨水や地下水で侵食され、大きな岩盤の中に空洞が出来ます。これが鍾乳洞です。日本の各地に存在し、その特徴的な風景から観光名所になっているものも多いです。
鉱物資源に乏しい日本ですが、石灰岩は自給できる数少ない鉱石の一つです。何故日本に石灰岩が多いのかは日本の誕生と深く関係があるようです。温かい海の珊瑚で出来た石灰岩が長い時間を掛けて日本の大地から採掘され、利用されているわけですね。
posted by とと at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | カルシウム 石灰岩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする