石灰岩の素である炭酸カルシウムを熱して作るのが酸化カルシウム、それに水を加えると水酸化カルシウムが出来ます。これが消石灰と言われるものです。小学校の時の運動会で白い粉で線を引いた事があるでしょう、その粉が消石灰です。
この消石灰に糊や麻の繊維などを混ぜて作られるのが昔からある漆喰と呼ばれる壁塗り素材です。防火性が高いので土蔵や城壁に使われました。白い壁が美しい姫路城もこの漆喰で塗られています。他にも各地で黒い瓦に白い壁の美しい建物を見る事が出来ます。
他にも似ていますが、硫酸カルシウムから作られるのが石膏です。骨折した時に白い物体で固めますよね。石膏の正式名はgypsum、つまりギプスです。日本ではギブスと言われますが本当は「ブ」ではなく「プ」のようです。建築資材として石膏ボードも作られています。
この硫酸カルシウムは温泉の成分としても認められているし、凝固剤としても使われています。中国では豆腐を固める時に使ったりするようです。また硬水と言われている水には硫酸カルシウムや硫酸マグネシウムが含まれていて、ミネラルウォーターとして市販されています。
又、塩化カルシウムは融雪剤として使われる他に乾燥剤としても使われています。最近アイスクリームの袋の中にシート状の紙が入っている事がありますが、あれは紙に塩化カルシウムをしみ込ませたものです。
このようにカルシウムの化合物は人間の社会で様々な役割を果たしています。骨だけじゃないんですよ〜笑
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