日本人の栄養摂取量は戦前から比べると格段に良くなりました。他の栄養素は多過ぎるぐらいに摂取している物が多く見られます。
しかしカルシウムは希望摂取量が600mgなのにほとんどの人がそれ以下の量しか摂っていないのが現状です。欧米に比べるとかなり少ない量しか摂取していません。
その理由の一つには日本の土壌が関係しています。日本は火山国です。土には火山灰が多く含まれていますが、この中にはカルシウムがあまり無いのです。又、降水量が多い割には国土が狭く、山に降った雨はすぐに海に流れてしまいます。これによって土中にカルシウムやマグネシウムが残りにくいと言われています。軟水は料理や飲み物に使う場合には味が円やかで良いとされていますが、ミネラルはあまり入っていません。
欧米のようにミネラル分が多い土壌からしみ出した水には豊富なミネラルが含まれています。それも欧米人がカルシウムをたくさん摂っている要因の一つでしょう。
又、硬水で育った農作物や家畜にはカルシウムなどのミネラル分も多いと言われています。これらを総合して日本人はカルシウムを多く摂る環境では無いとも言えるわけです。
もう一つ、欧米に比べて乳製品を摂取する習慣があまり無かったのもカルシウム不足の原因の一つと言われています。朝はチーズにヨーグルト、牛乳やバターを多く食べる欧米の人の方がカルシウムは多く摂っていると思われます。
もちろん乳製品以外にもカルシウムは多く含まれていますが、毎日簡単に摂れる方法としては乳製品は便利ですよね。
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